2006年12月頃から読んだ本をまとめてみました。
英語の教材などはあとでもっと詳しく紹介したいと思いますので、それ以外のものだけあげてみました。
備忘録的に感想も一緒に書いておきます。
D.カーネギー「人を動かす」
D.カーネギーでもっとも有名な(売れた)本。
カーネギーの講座で集められた体験談をベースに非常に親しみ深い口調で、いかに人とうまく付き合っていくかが書いてあります。
「自分のことを本当に悪いと思っている人はまずいない」
「盗人にも五分の理を認める」
「話し上手は相手に話をさせる人」
自分を主張しすぎて失敗した経験のある人にはお勧めです。
D.カーネギー「道は開ける」
いかに無駄なことに悩まないようにするか。という趣旨の本。
人を動かすと同様体験談を多くちりばめた読みやすい構成ですが、
若干前著よりかは内容が薄い気がします。それでも役に立つエッセンスは結構あります。
「今の悩みと予想される最悪の事態を紙に書いてみる」
「悩む暇の無いくらい忙しくする」
「大きなもの(超自然的)を信じる」
自分がストレスを感じているときにお勧めです。でも個人的には、こういった外国の成功哲学・自己啓発系は、参考にはなっても、曖昧な思考の日本人にそのまま当てはめるのは難しいなぁ、と感じてます。
スティーブン・コヴィー「第8の習慣」
ビジネスマンにも絶大な人気を誇る「7つの習慣」を再考の上発見されたという第8の習慣について。
半分くらいは7つの習慣とかぶっている気がします。
その中に幾つかのストーリの入ったDVDがついているのですが、それを「素晴らしい物語」とか自画自賛している節が多く、どうも内容では無い所に抵抗感を感じてしまい、7つの習慣のときのようなシンプルさが失われてしまって、正直読みづらい内容でした。
第8の習慣の趣旨としては「大きな使命感を意識する」といった感じでしょうか。
新渡戸稲造「武士道」
武士やSAMURAIという言葉はいまだ巷で使われているにもかかわらず、
実際何のことかよくつかめていなかったので、今更ですが読んでみました。
その前に孔子の論語についてある程度読んでいたので面白かったですが、
それがないと理解するのもかなり難解だったと思います。
中で引用されている、武田信玄の「義理にこだわれば固くなり、仁にすぐれば弱くなる」は至言だと思いました。
柳澤桂子「いのちの日記」
神谷美恵子
「生きがいについて」(再読)
「人間をみつめて」
黒柳徹子 「窓際のトットちゃん」(再読)
確か600万部超という、国民的ベストセラー。
読むたびにこんな風に子供が楽しんで育つ環境を作りたいなと思います。
梯タカシ「僕の中はいつも光」
現役で活躍している、盲目のピアニストの自伝。
島崎藤村「破戒」
最後の展開に少し疑問を感じますが、読む価値は絶対あると思います。
途中および挫折気味のもの。。
福沢諭吉 「福翁自伝」
ルソー 「人間不平等起源論」
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