ビジョナリーカンパニーを読んでみました。
本書では、基本理念(目標と会社としての意義)の重要性を繰り返し説いています。
基本理念は、ケネディの「月旅行計画」のように、一見無謀そうでも人を魅力させるシンプルで力強いものである必要がある。
そしてその基本理念を実現するために集まった団体が会社。多くの大企業は基本理念の設定までは行うが、永続する企業になるためには、その理念が会社の仕組の隅々(人事制度からオフィスレイアウトなど)まで行き渡っている必要がある。
殆どのビジョナリーカンパニーも、最初から「具体的に何をするか」は決まっていないで、理念に沿ったものを試行錯誤しているうちに成功したことがわかって勇気づけられました。
いわゆる大企業をいろいろ回っている私が求めてきたのは、心酔できる基本理念なのかもしれない、と考えさせられた。でも基本理念と社内の制度の不一致に嫌気をさすことがたくさんあって、それで辞めてしまうのかも。
最初の会社をやめた時の一番のストレスは、実力成果主義への移行を標榜しながら年俸制を認めてくれなくて、残業代の制度だけだったこと。組合とかの事情を考えると人事側の気持ちはわかるけど、それなら成果主義とかいわないでほしいと、何度思って交渉したか。
現実に落とし込めない基本理念は、社員のやる気をなくす諸刃の刃だ。
理念を現実の仕組みに落とす、そのあたりのノウハウを2冊目に期待してみます。
評価:
![]() ジェームズ・C. コリンズ,ジェリー・I. ポラス 日経BP社 ¥ 2,039 (1995-09) コメント:偉大な目標が人を駆り立てる。そして目標を達成するために集まった団体が会社。多くの会社は基本理念の設定までは行うが、永続する企業になるためには、その理念が会社の仕組の隅々までが行き渡っている必要がある。
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はじめまして。最近になってベルリッツに通うかどうか迷っていた時に、こちらのブログを知り読ませていただいております。ツイッターのほうでもフォローさせていただきました。
ベルリッツで体験レッスンを受けましたがとても先生の質が高く、気に入りましたが金額が高く、迷いに迷っています。なりさんは短期間の受講だったかと思われますが、結果短くとも行ってよかったと思われますか?それとも価格面をおさえて長く通えるところの方をオススメされますか?もしよろしかったらアドバイスいただければありがたいです。
Kinoleiさん、コメントとフォローありがとうございます。
Twitterにも私の意見を書きましたが、もし英会話の入門でしたら、安い所に短期間集中していってみるのがいいと思います。ベルリッツは高すぎて、企業負担が無い限りやはり長続きしません。
ベルリッツは確かに先生の質はいいです。安い所も何件かいきましたので確信持てます。なので、英会話になれてきて、より具体的に、プレゼンの練習や、営業トークの練習をしたいとか、目的が定まってきたときにはいい学校だと思います。
なりさん、アドバイスありがとうございました。
そうなんですよね。ベルリッツは一度足を運んでみると、先生の魅力についつい引き寄せられますが、長く続けることが難しいんですよね。
オンラインレッスンだと、格安のものがあるので、そこでマンツーマンで短期間のレッスンを集中的に取り入れてみようかなとも思っています。今まで悩みに悩んでいましたが、方向性が定まってきました。本当に感謝致します。