今日は誕生日でついに29歳。年齢を考えると思いつくのが孔子の格言。
孔子曰く、
「吾、15にして学に志し、30にして立ち、40にして惑わず、50にして天命を知る。60にして耳順(耳にしたがう)、70にして心の欲するところに従って矩(のり)をこえず」
なので、私はそろそろ立たないといけないのですが、転職をしたばかりですし、あと1年後に立ってるかわからないのが率直なところ。
そもそも不惑40もあやしくて、50過ぎても惑いまくりの人もいたり、そもそも惑っていない人をあまり見なかったりと、どうも年齢だけみると全てに当てはまる格言とは思えません。
思うに、孔子としての試行錯誤の人生をここから読み取るべきなのでしょう。
・立志から15年間もがくと、ようやく精神的に独立(人に頼らない)心をもてる
・更に10年掛けてもがくと、ようやくどこに向かうべきかが見えてくる
・更に10年掛けてもがくと、今まで何をしてきたかが分かる。
・更に10年かけるともがくと、大体のことを経験し、物事を素直に受け入れられる(何にも驚かない)
・そして、最後には受け入れた上で、自分の心に沿った自然な行動が取れるようになる。
ということだと理解してます。
人によっては5年かかるか、20年かかるかわからないが、とにかく、根気強く試行錯誤を続けると、次第に見えてくるものが変わってくる、そんなことを孔子がいいたかったんじゃないかなと思ってます。
いたずらに年をとっては次のステップにいけるはずはなく、次のステップに行くまでに 試行錯誤=もがく ことをし続ける。
儒教は長幼の序の思想なので、もしかしたらただ年齢の事を言った可能性もありますが、私はこう解釈してます。
会社は変わったり、ちょこちょこ失敗しても、自分なりには最大限いいと思えることをやってるので、29歳も引き続き頑張ります。
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