なりさんBLOG

金融・FIXプロトコルの相談。いつでも承ります。機械学習のコンテンツを充実させてきます。

ラスベガスをぶっつぶせ!とカウンティング

週末に嫁と「ラスベガスをぶっつぶせ!」を渋谷に見に行きました。

きっかけは、会社の知り合いに「映画見てカウンティングに興味わいたんだけど、たしか詳しかったよね?」と聞かれたからです。
今週に教える予定なので、話題のためにも見ておきました。

私が大学生の時にラスベガスに旅行に行く際にカウンティングと知り合い、ようやく期待値が100%を超えるギャンブルに出会えたと興奮したことがあります。
それから、Beat The Dealer(映画の途中でも主人公が授業中に読んでいたもの)を原書で読んで、KenUstonにまつわる話も大体読みました。ちなみにKen UsutonというのはMillion Doller BlackJackという本で有名で、名の通り数億円をブラックジャックで稼いだ人です。パックパンのプロとしても有名です。

カウンティングの基礎は、自分の有利なカードが出てしまったらマイナス、ディーラーに有利なカードが出たらプラスと数えることで、残りのカードが自分にとって有利かどうか判断することです。

基本的に低い数字のカードが多いほどディーラに有利(Bustしずらい)、高い数字が多いほどプレーヤーに有利です。

作中で使われているのはHi-Low Optがベース、2-6までが+1、10,Aを-1と数えます。
ただし、本来はきちんとトゥルーカウント(残りデッキ数で割ったもの)に戻したり、カウントに応じてプレイを変える必要がありますがその辺りは映画中では殆ど割愛されているのでちょっと残念です。

カウンティングの練習法として主人公は一枚ずつめくってやっていますが、あまり効率的でない気がします。私は同時に2枚もしくは3枚を見て判断できるように練習したことがあります。最近はパソコンでの練習ソフトもあるので、それがベストだと思います。

あと、Aは特殊なのでこれだけ指で別に数えたり、足を開く角度を変えて覚えるとか、カウンティングの方法にも色々あって、そのあたりでも実は面白い話は結構あったりします。

映画の中で気になった点にチャチャを入れておくと、

・会話中にGoogleが出ているが本当はもっと昔の時代の話。
現在のベガスはは6デッキがメインなので、期待値が100%を越える事は殆どありえず、映画のように簡単に儲かる事はまずない。

・教授が主人公と知り合うきっかけのクイズは、確率論の基礎。別にニュートンとか全く関係ないかと。基本的には従属事象の説明。
(3つの選択肢(A,B,C)の中の一つが当たり。一つ(例えばA)を選んだあと、Cが外れであると知らされる。さて、Aのまま選ぶか、それともBを選ぶか?という話。Aが1/3、Bが2/3になるのでBに変えるのが正解)

・たしか変換変数?という言葉が何度か使っていたけど、ただの変数という意味な気がする。(Change of Variableと言っていた気がするけど、変換という意味ではなく、変数の変動という意味じゃないのかな。詳しく知ってる人教えてほしいです。)

・カジノ側が暴力に出ることはなくても(Ken Ustonの時はあったが)、カウントがカジノに極端に不利になったら、シャッフルすることができる。あえて暴力に出る必要はない。

・カウンティング自体を難しく見せている気がするが、セオリーを考えるのは数学者でも、実行するのは算数レベル。実際Ken Ustonの話にも中卒の人たちをバイトで雇って教えていた、と書いてあった(どの本かうろ覚えですが。。)

映画としてはカジノを舞台としていてもギャンブルの泥臭さはなく、女性でも楽しめると思います。逆に、ギャンブルの要素を期待するとちょっと裏切られた感じはします。。

結構嬉しかったのが、8割くらいの英語の大まかな意味がつかめたこと。こっちもちょこちょこと進歩しているようです。

narisan25

大手通信系に勤めた後、未経験で外資金融に。その後、日系に転職。

◆資格◆
2010/3 証券外務員1種
2010/2 証券外務員2種
2010/2 (大和證券CMに転職)
2009/8 TOEIC 885
2009/6 証券アナリスト Level2
2008/6 証券アナリスト Level1
2007/1 TOEIC 785
2006/11 TOEIC 700
2006/10 宅地建物取引主任者
2006/8 (HSBCに転職)
2005/1 OarcleMaster Silver Fellow
2005/2 簿記2級、3級
2003/4 テクニカルエンジニア(ネットワーク)
2003/4 (NTTコミュニケーションズ就職)
2002/12 初のTOEIC 615
2002/10 基本情報技術者

★略歴

2010年~
大和證券キャピタルマーケッツに転職
グローバルエクイティトレーディング部にて電子取引のシステム構築に携わってます。

2006年~2010年
HSBC(香港上海銀行)にフロントシステムのITとして転職。主に債券のトレーディングシステム関連。先物、為替あたりも見ました

・2003~2006年
NTTコミュニケーションズの新規事業開発の部署に新卒として入社。3年少し働いて退社。

・大学時代(早稲田大学)
特許出したり、資格取ったり、ゲーム作りに携わったり。

・中学、高校時代(早稲田実業)
家業の印刷会社のシステム構築
いろんなWEBサイトを作ってベンチャーを目指す。
放課後は毎日秋葉原な日々。

・小学時代
親のPC-9821でBASICプログラミングに目覚める。マガジンベーシックのゲームに夢中。
◆勉強中
いまはとくになし

著者の最新記事

関連記事

  1. しんのすけ 2008.06.24 11:06pm

    なりさん, はじめまして.

    カウンティングを実践されてたとのこと, すごいですね. こういうのは若いうちにチャレンジするべきことかもしれませんね. 最近はもともと悪い記憶力が・・・

    私も「変数変換」のところで, は? と引っかかりました. なりさんの推論と同じです. ググると, モンティ・ホール問題で「選ぶ扉を変えることを変数変換って言うんだ!」って誤解している人までちらほら目に付くのですが, そんなわけないですよねw なりさんが言及していたので少し安心したところなのですが(同じように疑問に思ったことを書いているのがこのブログだけでした).

    • 0
    • 0
  2. なりさん 2008.06.25 2:14am

    しんのすけさん>
    やっぱり気になりましたよね!仲間を見つけて嬉しいです。
    誤訳だと思ってます。かなり重要なフレーズなのに。。「確率変数の変化」がよさそうですが、Probabilityという言葉はあまり出なかったので、変数の変化を常に意識しろ、位ですかね。いずれにしても「変換」という言葉は適切ではないですよね。。

    監修として数学者秋山仁が出てきたときは驚きました。専門用語も殆どないですし、何の役に立ってるのか疑問です。

    モンティホールを解いた時に、たしか教授が「ニュートンより優れた方法で解いた」、と言ったくだりも疑問。英語は覚えてないですが、少なくともニュートンと関係はないはず。。(この問題は1900年代で、ニュートンは1600年代。)引き合いにだすなら、まだパスカルだと思ってます。

    面白い映画でしたけど、主人公達の能力をすごく見せるためか、こういった不適切な(わざと難解そうな?)表現が入っている気がするのは残念です。

    ちなみにその昔にベガスに行った際は、難しいカウンティングをやる集中力もスキルも足りなかったので、KOだけ意識して基本はベーシックストラテジーで運試しという感じでした(^_^;)今やったらもう少し高度なのが出来るかな。。

    • 0
    • 0

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.

香港発旅行で便利なサイト


◆10%割引クーポン(支払時に入力)
クーポンコード:TRAVELGOGO

柳原尚史(なりさん)


AIソリューション開発、Ridge-iの代表をやっています。
旧姓が成行であだ名がずっとなりさんだったので、なりさんです。

証券アナリスト持っています。債券取引と株DMA・アルゴが得意分野。

もっぱらの趣味は、トレイルランニングとプログラミング。
UTMB2014/2015完走(フランスのモンブラン一周166KMを2日で走破するレース)

詳しいプロフィール
質問・お問い合わせ

おすすめ