前々回、ベルリッツの講師に「ボキャブラリーを増やすために良い本を教えて欲しい」と聞きました。
「単語・文法もそんなに難しくないし話も感動できるから、Tuesdays with Morrieを全ての人に薦めている」とのことでしたので早速買いました。
AMAZONだと872円なのですが、丸善では1197円もしました。やはり洋書はAMAZONが安いようですね。今回は電車ですぐ読みたかったので丸善で買ってしまいましたが今度からはAMAZONにするつもりです。
Tuesdays With Morrie: An Old Man, a Young Man, And Life’s Greatest Lesson (Doubleday)
帯にはTOEIC 470点向けとのこと。初めての小説挑戦だったのでかなり時間がかかりました。約200ページに2週間とちょっと。ほぼ毎日の電車と土日を少し使ったので計30時間くらいでしょうか。
感想として、まず本当にTOEIC470!?というくらい難しい!教科書とかでは見たことない単語や使い回しが出てきます。やはり中高での勉強はかなり限られた使い方だけだったなぁと思います。辞書引きながらだといつまでも終わらないので、最初の方はざっと読み通しながら単語の意味を推測するようにしました。最後の方は読むスピードも上がってきたのと、幾つかの単語も自然と覚えてきたので小説は速読力と表現力を鍛えるにはいいと思います。
小説としての内容は、30歳を過ぎて時間に追われている主人公が、20年前の大学講師モリーが病気であることを知って再会し、その最期の13週間毎週火曜日に訪問して「人生の」授業を受ける。人生とは?人生にとって大切なものとは?という感じです。AMAZONレビューがかなりあるので参考にしてみて下さい。
テレビとかで溢れている無価値な情報に惑わされるな、欲は持ちすぎるな、人との付き合いはいつからでも遅くない、といった言葉を格言としてとれるかどうか。
レビューは絶賛が多いので気が引けますが、個人的には「どこかで聞いたなぁ」という感じでした。私の翻訳が悪いだけかな。。。正直9週目あたりで少し退屈になってきました。興奮して一気に読むような本ではないので、じっくりと考えながら時々読み返すのがよさそうです。
前回ベルリッツの他の講師にこの本を読んでいることを話したら、「It’s famous,but boring.I recommend another book.」とのことでした。
その際にHolesとThere’s a boy in girl’s bathroom.という二つを紹介してもらいました。読み終わったら今度紹介してみます。
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